山内
山内 25145 - doro 2 / 泥染ヘンプツイルシャツ サイズ4
山内 25145 - doro 2 / 泥染ヘンプツイルシャツ サイズ4
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山内のコレクションの中でもジャストサイジングのパターン設計で製作された、山内 25145 - doro / 泥染ヘンプツイルシャツ。
フロントはポケット無しのシンプルな顔をしております。
目立つディティールが無い分、ジャストサイズの肩幅、身幅からやや長めに設置された着丈のサイズバランス。
シャツの土台となる台衿の形状。
そのシャツの印象を左右するほど大事な羽衿の形と、細部のパターン設計に時間をかけ、台衿のボタンを外した際に様になるシャツを目指してアプローチされたミニマルな仕上がりとなっております。
細かいポイントですが前立てから台襟までひとつづきにステッチを走らせることで、身頃と台襟に一体感を持たせることで、山内らしく慎ましさの中にも力強さを感じる美しい首元を演出。
バックスタイルも美しく癖のないシルエットなので、1枚での着用はもちろんのこと。
上からアウターやカーディガンとも相性の良いインナーとしても着用映えするシャツになっております。
使用されたのはヘンプ100%のツイル生地に泥染を施したオリジナルテキスタイル。
タテ・ヨコ共に、21番単糸のヘンプを使用。
後加工を施すことでコシがとれ、程よい柔らかさを備えた快適な着用感を備えております。
深い皺が入ることでより表情豊かでキレのある佇まいに。
年間を通してお使いいただける肉感です。
そのヘンプツイル地に泥染を施し、通常よりも3倍近く丁寧に時間をかけて染め上がられた生地は染めのムラ感や温かみ、手作業ならではの美しさを感じる素晴らしい生地に仕上がっております。
今季のコレクションの中でも特に惹かれた泥染シリーズ。
泥染の段階(濃さ)を3段階で選べますが、1番濃い色である"doro 2"を選択しました。
個人的には上下のボタンは2つずつ外し、ラフに着込んでいけたらと思っております。
各工程を密に深く手間をかけ、シンプルに仕上げたからこそ山内の縫製や徹底した物作りの良さを感じていただけるシャツではないかと思っております。
是非、ご覧ください。
・泥染め (奄美大島)
奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして、2日間煮出し、醗酵させて出来るテーチ木染料を使用する染色方法です。
その染料に何度も浸すことで染め上げた茶褐色の生地を、奄美の泥の中で同じく何度も染め上げています。
テーチ木染料のタンニンと泥の鉄分が反応し黑褐色、濃茶となり生地に固着する染色方法で、最初は少し張り感のある仕上がりですが、 着用するにつれ張りも落ち着き、経年により色変化も楽しめます。
湿気の多い日本の夏には特に効果的な消臭、防虫の作用を備えていることも特徴です。
<サイズ>
サイズ 4
身幅 61.5cm
肩幅 48.5cm
袖丈 63.0cm
着丈 75.5cm
*モデル180cm65kg サイズ4着用
<山内>
日本人であるとゆうこと。
山内の服は、全て日本人の手によって作られています。
山内さんの洋服は日本の服作りの現場において、素晴らしい技術を持った工場さん、日本人の細やかな気遣いやセンスを持った職人さんと密な信頼関係を深めた中でもの作りを行っています。
技術や伝統は意識的に続けなければ途絶えてしまう。
お互いを理解し、時間をかけて構築した人間関係。
日本の技術、日本人の感性で作ったもの。
そうした方と残るもの作りを行う事で、日本の服作りの現場価値が高まり、もっともっと必要とされるはずです。
・縫製者タグ
山内さん洋服の全ての商品には、「縫製者タグ」が必ず取り付けられています。
一つの商品を責任を持って、一人の縫製者が仕立てています。
大変な技術職ですが、日本のアパレル業界では過酷で注目されない職業です。
山内さんの商品縫製を行なっている方は、デザイナーである山内さんがその方の縫製技術や縫製に対しての気持ちを確認し、この方であれば間違いないと思える技術者にお願いしています。
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