山内 yc13-262-doro / 限界濃度泥染め・3way ・ドッキングミリタリーコート
山内 yc13-262-doro / 限界濃度泥染め・3way ・ドッキングミリタリーコート
- ¥22,000以上で送料無料(通常¥880)
受取状況を読み込めませんでした
これまで発表した中でも1番のパーツ数と制作時間を要する3way仕様のアウター、限界濃度泥染め・3way ・ドッキングミリタリーコート。
アウターとライナーそれぞれ単体でも着用でき、アウターは春や秋口に。ライナーは秋~冬に。
合わせて着用することで真冬に対応可能な3着分のアウターの着方が可能となります。
・アウター
アウターはミリタリーコートのようにガバッと羽織れるシルエットで、フロントにフラップポケットが4つと内ポケット2つの計6つのポケットを配置。
ジップとボタンで開閉でき、裏地に使用された生地は半々の比率で混紡されたコットン/キュプラの生地で滑りが良く袖通しの良い2重仕様のコートになります。
内側中央にコードが配されており、コードを縛るとシルエット調整が可能。
フードの設計も秀逸でそれぞれのパーツ割り、狂いなく縫われたステッチに超高密度生地も相まって長年の着用でもフードが寝ることなく、ブランドならではのエレガントな佇まいをキープする作り込みが施されております。
春と秋口に最適な生地の厚みでご着用いただけるコートです。
コートの生地には超高密度シールドコットンクロス+泥染め (遠州産地+奄美大島)を使用。
超高密度シールドコットンクロスは、耐水生地として長年自衛隊などに供給されていた超高密度素材。
極限の打ち込み本数で水に浸かると繊維が膨張し、水を通しにくくする防水布はイギリス軍のベンタイル生地を思わせます。
着用するたびに生地のコシが少しずつ柔らかくなり、体に馴染みます。
化繊と疑ってしまうほどの肌触りで、しっかりとハリがありコットンとは思えない無骨で迫力のある生地を熟練の職人さんが責任を持って仕立てることにより、男らしさの中にもどこか繊細さを感じる山内らしさを感じていただける佇まいです。
その超高密度素材がゆえに水を弾いてしまう性質のテキスタイルに泥染を行うため、何度も何度も下処理を行い、徐々に染液を浸透させてできあがった泥染生地。
通常よりも3倍近く丁寧に時間をかけて染め上がられた生地は染めのムラ感や温かみ、手作業ならではの美しさを感じる素晴らしい生地に仕上がっております。
・泥染め (奄美大島)
奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして、2日間煮出し、醗酵させて出来るテーチ木染料を使用する染色方法です。
その染料に何度も浸すことで染め上げた茶褐色の生地を、奄美の泥の中で同じく何度も染め上げています。
テーチ木染料のタンニンと泥の鉄分が反応し黑褐色、濃茶となり生地に固着する染色方法で、最初は少し張り感のある仕上がりですが、 着用するにつれ張りも落ち着き、経年により色変化も楽しめます。
湿気の多い日本の夏には特に効果的な消臭、防虫の作用を備えていることも特徴です。
・ライナー
ライナーは着丈の短いフード付きのブルゾン型。
パイル地の裏地が付くのでで、単体使いではアウターよりも保温性が高くなります。
スッキリしたシルエットですが、インナーにニットなど厚みのあるものも着用できるサイズ感です。
フロントに両サイドと内ポケットの計4つのポケットを配置。
また、注目してていただきたいのはライナーのリブ。
1着のリブを製作するのに数時間から数十時間要する、通称”山内リブ”と呼ばれる山内オリジナルのリブが取り付けられております。
リブの上に生地を乗せ、リブにテンションを加えながら一本一本手作業でステッチを施しております。
既存のリブでは表現できない、他アイテムとの相性、色目の統一性を目指し、気の遠くなるような作業を経て制作されているオリジナルパーツです。
ライナーの表地はsp120’s ノーミュールシングウールフラノ+泥染め (尾州産地+奄美大島)を使用。
細番手の糸をあえて太く引き、膨らみと温かみを意識し製作されたウール生地。
カシミアのような滑らかな質感、確かな保温性を持つファブリックです。
裏地には今治産のヤクエルドラード・シープパイルを使用。
コットンにヤクをブレンドすることで、格段に高い保温性とナチュラルで迫力のある佇まいのボアが生まれました。
着用すると包み込まれるような膨らみあるタッチは今治パイルの厳しい条件をクリアしたテキスタイルならではの着用感です。
また、ライナーもアウター同様に泥染めが施されております。
異素材の組み合わせによる泥染めですが、非常に馴染みが良く、美しさを感じる天然繊維同士の泥染めは一見の価値がある仕上がりです。
アウターとライナーは内側のボタンを留める合わせることでドッキングが可能。
この合わせの脱着方法はかなりの時間をかけ、試作を繰り返して辿り着いたディティール。
一般的な3way仕様のアイテムは、アウターとライナーをジップで脱着するものが多く、その際にアウターもしくはライナーどちらかに、脱着用のジップのディティールが残ってしまいます。
こちらのアイテムは、単体、合わせて着用する際、3way全てのパターンでフロントに余計なディティールが入らないようにデザインされており、付属種類もシンプルにジップとボタンだけにまとめております。
3wayだから取ってつけたようなディテールはデザインとして不十分だと捉え、合わせた際のズレを気にしながら通常の2着分のアウターを製作する時間以上に時間をかけできあがったアウターです。
生地の迫力と山内が誇る縫製をデザインとして捉えるステッチワークを惜しみなく注がれたアウターのミリタリコート。
シンプルな佇まいながらそれぞれの異素材同士の生地のポテンシャルと他には無いインナーのフードブルゾン。
それぞれの表地と裏地に施された計4着分の泥染め。
生地、加工、縫製全ての工程でプロフェッショナルな職人さん達の拘りや、技術、山内の精神が詰め込まれたスペシャルな1着は着用した際の圧倒的なオーラ、高揚感は格別な気持ちを抱かせてくれます。
洋服の持つパワーを感じていただける1着です。
流通量も少ないアイテムとなりますので是非、ご覧いただけますと幸いです。
<生地>
・アウター
表地 – 綿 100% / 限界濃度泥染め (遠州産)
裏地 – 綿 52% キュプラ 48% (富士吉田産)
・ライナー
表地 – 毛 100% / 限界濃度泥染め (遠州産)
ボア – 綿85% 毛14% / 限界濃度泥染め (今治産)
裏地 – 綿 52% キュプラ 48% (富士吉田産)
リブ – 綿 95% ポリウレタン 5%
袖中綿 – ポリエステル 100%
<サイズ>
サイズ 4
・アウター
身幅 68.5cm
裄丈 90.5cm
着丈 104.5cm
・ライナー
身幅 64.0cm
裄丈 92.5cm
着丈 78.0cm
*モデル180cm65kg サイズ4着用
<山内>
日本人であるとゆうこと。
山内の服は、全て日本人の手によって作られています。
山内さんの洋服は日本の服作りの現場において、素晴らしい技術を持った工場さん、日本人の細やかな気遣いやセンスを持った職人さんと密な信頼関係を深めた中でもの作りを行っています。
技術や伝統は意識的に続けなければ途絶えてしまう。
お互いを理解し、時間をかけて構築した人間関係。
日本の技術、日本人の感性で作ったもの。
そうした方と残るもの作りを行う事で、日本の服作りの現場価値が高まり、もっともっと必要とされるはずです。
・縫製者タグ
山内さん洋服の全ての商品には、「縫製者タグ」が必ず取り付けられています。
一つの商品を責任を持って、一人の縫製者が仕立てています。
大変な技術職ですが、日本のアパレル業界では過酷で注目されない職業です。
山内さんの商品縫製を行なっている方は、デザイナーである山内さんがその方の縫製技術や縫製に対しての気持ちを確認し、この方であれば間違いないと思える技術者にお願いしています。
シェアする
