GOODKARMA DEVELOPMENT "LUKE" Camel サイズ2
GOODKARMA DEVELOPMENT "LUKE" Camel サイズ2
リーバイスのオリンピックムートンをモチーフにしたリバーシブルムートンジャケット、"LUKE”。
デザイナー橘さんがバイヤー時代にアメリカで買い付けた前所有者がリバーシブル仕様にカスタムしたムートンジャケットから着想を得たそうです。
表面はトラッカージャケットをベースにデザイン。
80sのモスクワオリンピックのアメリカ選手団のために制作されたムートンジャケットとトラッカージャケットをミックスさせた、所謂Levisの3rdタイプに近いフロント。
長めに設定された襟元は、表面時にはボディのムートンとボアのコントラストが効いた迫力のある面構え。
フロント上部の両サイドにスナップ付きのポケット、両サイドにスラッシュポケットの仕様。
1つ1つ表情の異なる真鍮製のスナップボタンは中古加工を施し、クラフト感を感じる仕上がりとなっております。
袖先にはステッチが1週走り、折り返すことができるようになっており、バック下にはアジャスターボタンが配されております。
裏面はミリタリージャケットをベースにクラフトレザーの要素を取り入れたデザイン。
毛面のカールを活かした温かみのあるボアの表情に、同ブランドからリリースされている"DAVE"や"LAZY"でお馴染みのエゾジカのレザーを使用した、表面とは全く別物のアウターとしてお楽しみいただける両A面仕様。
フロントはポケットが4つ。
ボアとエゾジカのパッチポケット、前立てにもエゾジカを使用したクラフトレザーの要素と納得のいくまで作り込みを行うブランドポリシーを感じさせられる贅沢なディティールとなっております。
全て断ち切り(切りっぱなし)で処理し、襟、ポケット、ヨーク、裾、袖口は元々のムートンが持つナチュラルエッジをデザインとして落とし込み、どれも同じ物が存在しない完全なる1点物になります。
使用されたムートンはヨーロッパはマケドニア地方に生息している上質でキメの細かさを特徴に持つマケドニアラム(生後1年未満)。
天然繊維ならではの確かな保温性(*九州ではロンTの上からでも冬越しできそうです)と吸湿性を備えております。
見た目のインパクトに比べ驚くほど軽く、柔らかさを備えたムートンを使用し、ゆとりのあるシルエットに設定されておりますので、着用した際のごわつきは感じません。
あえてスウェード面はラフに仕上げることで「毛面をカールさせることで上質でありながら、上品ではないアメリカのムートンのような雰囲気」とご自身が理想とするムートンを多数のサンプルを試した上で採用されております。
新旧問わずアメリカからヨーロッパまで幅広いジャンルに精通し、"LUKE”もまたアメリカやミリタリー、クラフトレザーの要素を持ち合わせたGOODKARMA DEVELOPMENTの世界観を存分にお楽しみいただける仕様となっております。
これまでの経歴の中から既存の枠にはまることなく、工場に何度も足を運びながらコミュケーションを図り、生地だけでなく、ディティールの細かい箇所まで何度も修正を加えながら、付属のレザータグは全て手書きで、全ての面に於いて一切妥協する事なく仕上げられております。
自分自身ムートンを使用したアイテムはあまり触れたことがなく。
高価でラグジュアリーすぎるものか、1日着たら肩が凝りそうな荒々しい感じの古着くらいでした。
"LUKE"もハイプライスなアイテムにはなりますが、今ご紹介できるムートンジャケットの到達点として自信を持ってオススメできる逸品です。
エコバックも付属されます。
サイズ感やナチュラルエッジの個体差など、ご不安な点などございましたらお気軽にご相談ください。
<サイズ 2>
身幅 61.5cm
肩幅 60.5cm
袖丈 63.0cm
着丈 75.0cm
ナチュラルエッジ部分以外の採寸です。
着丈と袖丈は個体差がございますが、2~3cm長くなります。
*モデル180cm65kg サイズ着用
<GOOD KARMA DEVELOPMENT(グッド カルマ ディベロップメント)>
デザイナーの橘さんとは関西に在住していた際、当時通っていたセレクトショップのオーナーさんで自分はお客さんとしてお会いしていました。
『Boutique Hermitage』
お店をご存知の方も多いかと思います。
自分自身、橘さんが作り上げていた独自のオリジナルスタイルに魅了され、今もお会いするたびに強い影響を受けています。
2021年にお店を閉じられ、橘さんが新たにスタートしたブランドが『GOOD KARMA DEVELOPMENT』です。