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山内

山内 25164-doro / 泥染コットンリネンセミダブルクロス・サイドシームレスワンタックパンツ - doro2

山内 25164-doro / 泥染コットンリネンセミダブルクロス・サイドシームレスワンタックパンツ - doro2

通常価格 ¥81,400
通常価格 セール価格 ¥81,400
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税込
生地
サイズ

骨太なワイドシルエットながら、各ディテールをデザインに落とし込み美しいラインに仕上げた、25164-doro / 泥染コットンリネンセミダブルクロス・サイドシームレスワンタックパンツ - doro2。

 

フロントは太めにとったタックにクリースを繋げた状態になっており、縦のライン(地の目)がくっきりしたデザイン。

平置きの状態では綺麗なラインに見えますが、履いた際に斜めからの見え方は深いタックも相まって湾曲した状態となり、ハリ感のある生地を採用していることもあり独特なシルエットになっております。

そのシルエットバランスはデザイナー山内さんのコレクション、全てのアイテムに対して反映しているブランドとして大切にされている男服としての佇まいを考慮し微調整をした結果行き着いたデザインであり、他にはない魅力だと強く感じます。

 

両サイドとバックの計4つのポケット。

サイドシームを無くすことで生地にストレスをかけることなく美しいシルエットになるよういパターンが引かれております。

 

使用された生地はコットンリネンセミダブルクロス (遠州産地)。

⼭内の定番的テキスタイルの⼀つである、⾼密度コットンダブルクロスを春夏用にアレンジした織物です。

生地の厚みを軽減するためにセミダブルクロスへ変更し、⽷にもリネンをブレンド。

表の織と裏の織を別組織にし、熱加⼯を施すことにより裏組織のみ縮み、表にシボ感が⽣まれる加⼯⽅法はそのままに、春夏のパンツ素材として最適な⽬付けを200gほどに軽減することに成功しています。

テクスチャーのある表情が豊かで生地は非常に迫力を感じるテキスタイル。

寄りで見るとデニムの綾目のような組織と独自の凹凸感、リネンが入ることで浮き上がるような縦のシワ感も特筆すべき特徴になります、

冬以外は着用可能な程よい厚み。

着用するたびに生地のコシが少しずつ柔らかくなり、体に馴染み経年変化も楽しみな生地となっております。

 

そのコットンリネンセミダブルクロスに泥染を施し、通常よりも3倍近く丁寧に時間をかけて染め上がられた生地は染めのムラ感や温かみ、手作業ならではの美しさを感じる素晴らしい生地に仕上がっております。

今季のコレクションの中でも特に惹かれた泥染シリーズ

泥染の段階(濃さ)を3段階で選べますが、1番濃い色である"doro 2"を選択しました。

 

絶妙な裾幅に設定されており、革靴は紐靴からローファー、スニーカー、サンダルとシューズは選ばず着用可能な仕上がり。

 

ディテール、デザイン、生地、染めと全ての完成度に妥協なく、制作の凄まじい熱量を感じていただける1本です。

 

是非、ご覧ください。

 

・泥染め (奄美大島)
奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして、2日間煮出し、醗酵させて出来るテーチ木染料を使用する染色方法です。
その染料に何度も浸すことで染め上げた茶褐色の生地を、奄美の泥の中で同じく何度も染め上げています。
テーチ木染料のタンニンと泥の鉄分が反応し黑褐色、濃茶となり生地に固着する染色方法で、最初は少し張り感のある仕上がりですが、 着用するにつれ張りも落ち着き、経年により色変化も楽しめます。
湿気の多い日本の夏には特に効果的な消臭、防虫の作用を備えていることも特徴です。

 

<サイズ>

サイズ 4

ウエスト 84.0cm

股上 32.5cm

股下 73.0cm

ヒップ 123.0cm

裾幅 25.0cm


*モデル180cm65kg サイズ4着用



<山内>

日本人であるとゆうこと。

山内の服は、全て日本人の手によって作られています。

山内さんの洋服は日本の服作りの現場において、素晴らしい技術を持った工場さん、日本人の細やかな気遣いやセンスを持った職人さんと密な信頼関係を深めた中でもの作りを行っています。

技術や伝統は意識的に続けなければ途絶えてしまう。

お互いを理解し、時間をかけて構築した人間関係。

日本の技術、日本人の感性で作ったもの。

そうした方と残るもの作りを行う事で、日本の服作りの現場価値が高まり、もっともっと必要とされるはずです。


・縫製者タグ

山内さん洋服の全ての商品には、「縫製者タグ」が必ず取り付けられています。

一つの商品を責任を持って、一人の縫製者が仕立てています。

大変な技術職ですが、日本のアパレル業界では過酷で注目されない職業です。

山内さんの商品縫製を行なっている方は、デザイナーである山内さんがその方の縫製技術や縫製に対しての気持ちを確認し、この方であれば間違いないと思える技術者にお願いしています。

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