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山内

山内 25113-doro/ 泥染シールドコットンクロス・ジップジャケット doro2

山内 25113-doro/ 泥染シールドコットンクロス・ジップジャケット doro2

通常価格 ¥181,500
通常価格 セール価格 ¥181,500
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税込
生地
サイズ

ショートトレンチとスタンドカラージャケットのデザインを取り入れ、どちらか一方に寄せすぎず、自由な発想でデザイナーのバランス感覚を大事にモノ作りをする山内らしさの詰まった1枚。

泥染シールドコットンクロス・ジップジャケット doro2。

 

2025SSを代表するトレンチコートのように前開きの打ち合わせを広く取り、ばさっと羽織れるように身幅アームにボリューム感のある仕上がりを意識した1枚仕立てのジャケット。

フロントは比翼仕立てのジップを配し、それらの開閉によるシルエットの変化を楽しめる仕様。

ボタンを閉めるとブルゾン型、ジップまで開けるとショートトレンチのようなビジュアルに変化します。

両サイドにはフラップ付きのポケット。

ラグラン型のアームは前後ろでパーツ割が施されており、人体のラインに沿うように緻密なパターンが設計された驚くほどの袖通しの良さを感じながらも、ダーツを設けることで着用時の立体感が際立ちます。

インナーも気にせず着用可能な程よいボリュームを持たせたシルエットで春夏仕様のアウターに仕上がっております。

 

使用された生地は耐水生地として長年自衛隊などに供給されていた超高密度素材。

極限の打ち込み本数で水に浸かると繊維が膨張し、水を通しにくくする防水布はイギリス軍のベンタイル生地を思わせます。

化繊と疑ってしまうほどの肌触りで、しっかりとハリがありコットンとは思えない無骨で迫力のある生地を熟練の職人さんが責任を持って仕立てることにより、男らしさの中にもどこか繊細さを感じる山内らしさを感じていただける佇まい。


その超高密度素材がゆえに水を弾いてしまう性質のテキスタイルに泥染を行うため、何度も何度も下処理を行い、徐々に染液を浸透させてできあがった泥染生地。

通常よりも3倍近く丁寧に時間をかけて染め上がられた生地は染めのムラ感や温かみ、手作業ならではの美しさを感じる素晴らしい生地に仕上がっております。

 

・泥染め (奄美大島)
奄美大島に自生するテーチ木をチップ状にして、2日間煮出し、醗酵させて出来るテーチ木染料を使用する染色方法です。
その染料に何度も浸すことで染め上げた茶褐色の生地を、奄美の泥の中で同じく何度も染め上げています。
テーチ木染料のタンニンと泥の鉄分が反応し黑褐色、濃茶となり生地に固着する染色方法で、最初は少し張り感のある仕上がりですが、 着用するにつれ張りも落ち着き、経年により色変化も楽しめます。
湿気の多い日本の夏には特に効果的な消臭、防虫の作用を備えていることも特徴です。

 

半期に1度コレクション毎にアプローチの異なるアウターを発表する山内のラインナップの中で今季1番惹かれたアウターです。

展示会時にデザイナーの山内さんから前開きのスタンドカラーでばさっと羽織れるジャケットを作りたいとの想いから制作されました。

シンプルなデザインを大胆なシルエットに落とし込みながらクラフト感のある泥染生地を使い、それぞれの良さを最大限に引き立てた1枚です。

 

是非、ご覧ください。

 

 

<サイズ>

サイズ 4

身幅 56.0cm

裄丈 89.2cm

着丈 72.0cm

  

*モデル180cm65kg サイズ4着用


 

<山内>

日本人であるとゆうこと。

山内の服は、全て日本人の手によって作られています。


山内さんの洋服は日本の服作りの現場において、素晴らしい技術を持った工場さん、日本人の細やかな気遣いやセンスを持った職人さんと密な信頼関係を深めた中でもの作りを行っています。

技術や伝統は意識的に続けなければ途絶えてしまう。


お互いを理解し、時間をかけて構築した人間関係。

日本の技術、日本人の感性で作ったもの。

そうした方と残るもの作りを行う事で、日本の服作りの現場価値が高まり、もっともっと必要とされるはずです。


・縫製者タグ

山内さん洋服の全ての商品には、「縫製者タグ」が必ず取り付けられています。

一つの商品を責任を持って、一人の縫製者が仕立てています。

大変な技術職ですが、日本のアパレル業界では過酷で注目されない職業です。

山内さんの商品縫製を行なっている方は、デザイナーである山内さんがその方の縫製技術や縫製に対しての気持ちを確認し、この方であれば間違いないと思える技術者にお願いしています。

 

 

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